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その他制作時の注意点

リース契約の危険性

税金対策上リース契約で・・・・・・というアドバイスがあります。確かに減価償却の対象にはなりますが基本的にリース期間はまず4年から5年です。Web社会ではかるか未来です。その間ホームページを新規に別の会社で作り直したり、管理運営をもっとコストのかからない会社に変えたり、なにかしたくてもリースは途中解約ができません。制作会社が倒産して、管理運営ができなくなっても支払い義務は残ります。支払いを辞めればホームページを取り上げられることになります。貴院のホームページの所有権はリース会社にあるからです。どのような会社に依頼するにしてもリースだけは避けたほうが賢明です。

ロックオンの危険性

Webの世界には様々な言語、フォーマット、基準が存在します。(ビデオのVHSとベータのようなものです)技術者が自信と才能に溢れていると、ときに「機能性は高いが汎用性のない」ものを使用されることがあります。(出来上がりの見た目ではわかりません)

また各種IT系セミナーやSEOセミナーなどに出席すると、最新技術を売りにしたものを売り込まれます。これらはすべてうそではないと思います。本当に利便性にすぐれる部分もありますし、費用対効果も高いこともあります。しかし、これらは「学会のチャンピオンデータ」とお考え下さい。数年後に臨床の海の中で生き残るものはわずかです。

その瞬間の機能性の高さや、最新に飛びついて、何も問題がなければいいのですが、貴院が、いずれ診療予約システム、映像配信システム、その他さまざまなシステムを組み込んだり、リニューアルするさい、(今後のユビキタス社会を考えるとホームページの進化は必然)これまでのものが使えない可能性もあります。そうなるとすべて作り直さなくてはいけません。

蓄積したものを利用できず作り直すコストは膨大になります。そのためどれほど今の依頼先に不満があっても付き合わなくてはなりません。これが「ロックオン」されている状態です。こうなると顧客満足度を下げても顧客は離れられないので、利益を上げるために企業側はサービスコストを下げてきます。

高品質の危険性

はたして、フラッシュが高品質の証なのでしょうか

高品質なホームページという言葉は明確には定義できませんが、多くは「患者にとって見た目がきれい、クリニックのイメージが良くなる」ということだと思います。その多くがトップページに動画を用いています。10秒かそれ以上ものイメージ情報ですが、内容は2秒から3秒あれば認識できる程度のものが多くあります。ワンカットはどこも平均5秒くらい。若者向けのテレビCMであれば長すぎ、高齢者向けのテレビ番組では短すぎる時間です。誰に向けられているのか明確なターゲティングも見えてきません。医師を探す患者はそのようなものを見ません。最近ではご依頼いただく若い医師の多くは十分にこのことをご存知で、「クリニックのホームページ制作にフラッシュはいらない」と最初からおっしゃってご依頼が来ることもあります。

高品質デザインの目的

CM制作では30秒で数千万円かかることもあります。「人の意識」を動かすものを制作するにはそれだけの人の知恵と手間がかかります。デザインには常に意味と目的があります。 ベースの大きさ、色遣い、文字、レイアウト、コピー、写真の画面構成、動画の内容構成、何一つ意味のないものはありません。その一つ一つに目的もあります。誰に、いつ、どのような状態で、何のために、・・・・しかしWebの世界ではデザイナーの出自が多様であり、得意分野も異なります。医療機関にとっての高品質なデザインとは、「患者様にこの先生のクリニックにかかろうと思わせる」その1点に尽きます。

様々な分野のホームページを作成している製作会社の場合、業種特性まで把握した上で表現できるデザイナーに当たらないと貴院がイメージをどれだけ伝えても「ちがう」ということになりかねません。安易に動画を勧める会社はよく考えてから発注されたほうが賢明だと思います。

信頼と実績の危険性

以前のホームページ制作会社は地域密着型産業

ホームページ制作の要は「打合せ」です。そのためこれまでは制作業者の「活動地域は限定」され、その分、「制作業種は多岐」にわたる業者が多数でした。(九州の業者が北海道のパン屋さんのサイト制作のために何度も打合せをすることはこれまでは難しかったと思います)今も多くはその形態です。この形だと、業種ごとに求められる機能や使い勝手がまったく違うため(不動産屋さんなら検索用データベース、小売業なら買い物かごや決済機能)に毎回かなり綿密な打合せが必要になってきます。制作費の大部分がこれら、ヒアリングを形にしていくための人件費です。「地元企業のサイト実績多数」「医療機関も経験有」という会社は多いと思いますが、業種特化していない分、必要以上に手間と時間がかかり、担当者が求めることをご理解いただくために時間を要するかもしれません。(「経鼻内視鏡」がSEOワードにふさわしいかどうか、どのように言い換えたらいいのか、一般の会社にはわからなくても当然だと思います)

医療機関専門ホームページ制作会社の信頼とは

医療機関専門で多くの実績を持ち、全国展開している会社の多くは「テンプレート」販売です。医療機関の基本情報だけ、どこに配置してどうするかというデザインテンプレートを50から100ほど用意して流し込むために大量生産が可能です。そのため、地域密着型制作会社よりかなり格安で制作が可能です。料金制度を何段階かに分け、最も安いコースで惹きつけ制作し、その後不満が出れば、高額な契約へリニューアルを勧める会社もあるため注意が必要です。さらにこれらテンプレート式で何千の実績があっても、差別化の時代に突入した現在では、なかなか患者様の信頼を勝ち得るのは難しいかもしれません。事実、ファーロのお客様のかなりの数が、他の医療機関検索ポータルサイトで作ったホームページのリニューアルのご依頼です。

これら医療機関専門で多くの実績を持つ会社で、オーダーメイドやセミオーダーメイドでも、内容の出来不出来の差が大きくみられます。良いものは内容、デザイン、マーケティングともよくできていますが、ひどいものは見るに堪えないことがあります。それは実績数があればある程、外注下請けを多く使用することになっていき、この外注先の当たり外れが貴院のホームページの出来不出来を直結しているからだと思います。外注を使うことが悪いのではなく、外注を管理できるだけのディレクター、プロデューサーが貴院を担当してくれているかどうかだと思います。