病院サイト制作

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診療科多数の総合病院

大変申し訳ございませんが現在ファーロではマンパワー不足により総合病院様の案件はご辞退させていただいております。制作は可能ですがファーロの管理運営費用では総合病院様の更新を続けることができないためです。

そのためフルCMSサイトであれば受注も可能ですが、CMSといえども、レイアウトの変更、画像の制作修正等が頻繁に発生いたします。

事務方のご担当者様は「原稿記事の追加修正だけが無料で院内で可能」と院内にお伝えしても多くの職員様がおられる中で「レイアウトの変更や画像の修正もすべてホームページに関わることは無料」と勘違いされる方も多く、CMSにしたことで仕事量が増えてしまうことがこれまで散見されました。

それによって追加での管理運営費用がかさんでしまうことはファーロの本意ではないためできるだけご辞退させていただくようにしております。

単科(少数科)病院様、
専門病院様からのご相談

  • 院内にWEBサイトを任せられる詳しい担当者がいない。
  • 療養病床が多く、外来診療があまり知られていない。
  • 施設の古さなどから単科への専門性の高さがアピールできていない。
  • 医業承継などで新たな患者層へのアピールを行いたい。

など、ファーロではそれぞれのお悩みの解決をお手伝いしてまいりました。

小規模病院様で
WEB活用が進まない理由

経営陣が高齢でネットへの理解がないというケースはこの10年でだいぶ減ってまいりました。しかし医療現場からはWEBに関わることで多忙な自身の仕事を専門外で増やしてしまうことを懸念されると聞きます。

院長先生や事務長様は危機感をお持ちでも、情報システム部門や広報部門を新設する余裕はなく、職員に負担増を頼めず放置されているともお伺いします。

また現場で改善意欲があっても、決裁権限者にリニューアルの費用対効果をご説明できないことも要因にあるとお伺いします。しかし状況はひっ迫しております。

待ったなしの状況

モバイルインデックスファースト(スマホで見やすく表示されないサイトは検索エンジンで評価しませんというグーグルの方針)、常時SSL暗号化(セキュリティ上必須になった設定)、コアウェブバイタル(ユーザビリティの高いサイトを評価するサイト構造の評価基準)などデジタル世界の進化は止まりません。

聞きなれない言葉かもしれませんが、簡潔に言うと「構造の古い・時代に適応していないホームページはネットの世界から退場してください」という状況です。「古くてもまだ見られるからいい」では済まなくなり、間もなく見ることもできなくなってしまいます。

従来WEBサイトは「コスト」として利益を生まない経費という処理であったかもしれません。

その後「投資」として投下資本利益率を求める広告宣伝費になり、いまは広報としてリスクコントロールしなくてはいけない必須な「インフラ」としての意識をお持ちいただくことが大切だと考えます。

待ったなしの状況

合議より専制で

病院WEBサイトのリニューアルの成否は「決める人」が少ないほどうまくいく例が多くなっております。

WEBサイトは病院の目的を表現する物です。万人に通用する絶対の正解はありません。

部門ごとに担当者を決め民主的に参加者全員の理解と合意で進めることは理想ですが、「伝えたいこと・目的」が立場で異なると妥協の産物になり「誰からも嫌われないが誰にも届かない」サイトになりかねません。

複数の目的があれば優先順位をつけねばならないからです。

事例

トップページのMV(メインビジュアル)=最初に見える画像をどうするか

  • 院の外観(建物の権威性、ランドマークとしての目印などの意味付け)
  • 手術する医師の真剣な顔(専門性の高さ、信頼性などの意味付け)
  • スタッフの集合写真(温かさ、安心感などの意味付け)

当社では目的に合わせ考えますがいかなる選択も一長一短があり全員の賛成が得られるとは限りません。「空」「雲」「木々」「花」などにすれば誰からも異論が出なくても「ここで診てもらいたい」と思わせるイメージ(モチベーションインセンティブ)にはならないかと思います。

各部門から情報(原稿)を集め意見を募りながらもリニューアルの根源的な目的は何かを見失わず進行する統括担当が一人おられれば当社は丁寧に伴走させていただきます。

優先順位をつけることはABC分析といわれ製造業等で売上・コスト・在庫などを細かくランク付けして管理することに使われてきた、シンプルですが重要な戦略立案・マーケティングの基本的手法です。医療サイトでいえば売り上げ比重が大きい疾患や費用対効果の高いサービス、今後目指す方向に対して重点的にリソース(=この場合WEBサイトTOPページの版面)を配分することで、売上や利益を効率的に向上させるために使います。

多くの部署の方が参加するサイト制作は、皆様が部署の声を代表しています。現場担当者様が明確な優先順位をつける権限をお持ちでない場合、私たちがマーケティングの理屈で優先順位を割り振ると多くの人に禍根が残り事務の方が後ほど困ることもあるようです。リソースの割り振りという経営判断ですので決裁権限者かそれに代わる権限をお持ちの方が統括をしていただく必要がございます。当社制作サイトが年月を経て構造的に寿命を迎え見栄えが古くなっても効果を発揮できている理由の一つであるかもしれません。

病院がアピールしたいこと、患者様が求めること

レイアウトやイメージは病院が考えるのでいう通りに作業して欲しい、患者様が必要とする情報(原稿)は制作サイドで用意してくれといわれることがございますが、これは役割が逆かもしれません。

レイアウトを含むデザインや、グーグルが必要と考えるWEB上の技術は、ホームページの目的の優先順位をわかりやすく表現する企画・構成・演出であり、私たちが「貴院の状況分析」「目的の明確化」「目的達成の手段」を考えて制作いたします。

患者様やご家族様が求めているのは「詳しくわかりやすい情報」と「使いやすいサイト」「安心できるかどうか」です。グーグルが検索エンジンで評価するのも同じ基準です。

病院がアピールしたいこと、患者様が求めること

「詳しい情報」は病院様のご担当、「わかりやすく」「使いやすく」「安心できるイメージ」は当社の担当になります。

忙しくて原稿は用意できないけど、技術的に何とかして検索順位だけ上げて欲しいといわれても今のグーグルではそれは許されません。

どうしても原稿がご用意できないケースでは有料にはなりますが当社で個別担当者へのインタビューを行い草稿に起こすことも可能ですのでご相談願います。