クリニックサイトのリニューアル

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サイトリニューアルの成功とは何でしょうか?

サイトをリニューアルしたら、見栄えがおしゃれで、検索上位に出てきた。

しかし過剰期待の患者様が増え、許容量を超える患者様が待合にあふれ、ドクターショッピングの患者様は再診には来てくれず、口コミが荒れ、近隣の従来のかかりつけの患者様が減り…制作会社・マーケティング会社・コンサルタント・税理士さんたちは「広告を打って」取り戻しましょうと言い…確かに患者様は増えたけど。

それがリニューアルの成功と言えるのか・・・私たちは違う考え方をしています。

リニューアルの目的を細分化して考えます

  • 従来の新患をもっと増やしたい…なぜでしょうか?

    (先代の患者様が多く先細りが見える、近隣に競合が増えた)

  • 従来と異なる医療内容の新患を増やしたい…なぜでしょうか?

    (導入した新機器の稼働率上げたい、近所にマンションができ住民の世代が若返った)

  • 医院・法人の事業拡張を考えている…なぜでしょうか?

    (資産の有効活用をしたい、医師兄弟姉妹が多く法人化したい)

  • 広報手段として医師やスタッフの説明時間を減らしたい…なぜでしょうか?

    (スタッフの退職が早く雇用コストがかかる、スタッフの専門性を生かしてあげたい)

その目的が達成できない理由は何でしょうか?
(その原因の本質的な阻害要因を考えます)

  • 検索しても表示されない

    (構造が古い、最適化されていない、情報量自体が少ない)

  • グーグルの進化に対応できていない

    (信頼性・権威性・専門性を上げるとはどういうことか「作業」に落とし込めない)

  • 検索されても患者様に選ばれない

    (情報が古い、見栄えが古い、導線が悪い)

  • 更新が進まない

    (制作会社の作業が遅い、先生が依頼をしない、更新にお金がかかる)

  • 改善方法がわからない

    (何をどこまですればよいのかわからない、WEBサービスが多すぎ選ぶ基準がわからない)

精緻分析か最大公約数か

これらをSTP分析(セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング)と、3C分析(カスタマー・カンパニー・コンペティター)と言い、先生のお話と事前質問票から明確にして、制作の方向性を決めていきます。現在の医療サイトではこれに「Cooperator=協力者」を加えた4Cという考え方も必要です。ありていに言えば「口コミ」のことになります。商品や価格に差がつけることができる場合はこの後に4P分析という商品分析(なにを・どこで・いくらで・どういうプロモーションで)の段階に進みますが、保険診療の場合は必要ないと考えています。(遠隔医療や医薬品通販が一般化浸透すればまた状況は変わってくるかもしれません)

精緻分析か最大公約数か

地域医療の場合、ウォンツではなくニーズであること、商品とサービスは基本的に法律で全国一律にされていることから、当社では精緻なデータ解析よりも先生方の日々の体感の方が大切であると考えております。ただし医師と私たち患者では視点の違いがあり、そのすり合わせのためにデータをもってご説明することもございます。マーケティング専門会社はデータを元にこれらを精緻に行いますが、費用はかさみます。 制作費とは別にコンサルフィー、分析費用、分析に基づく施策費用(メディアごとにWEB、各SNSなど)、さらに広告運用実費、手数料などがかかります。

ファーロのリニューアル制作は、
これらの中間に位置すると考えております

精緻なデータ分析をご提出するわけではありません。しかしマスプロで見栄えと検索エンジンへの対策だけで完了するという制作でもありません。

3C分析は先生方とのご面談・インタビューの中でお伺いしていきます。取材を通して意識していなかった目的が見えてくることもございます。

制作過程でご提出するワイヤーフレームで(設計図のようなもの)先生の目的に優先順位をつけ、構成やレイアウト、キャッチコピーの理由をご説明し、目的への理解が正しいか確認していきます。

デザイン・コーディング工程で、道具としてWEBサイトが過不足なく機能するかを考えます。

ファーロのリニューアル制作は、これらの中間に位置すると考えております
患者様が医療機関を選ぶまでの思考配分への注力の違い

待ったなしの状況

モバイルインデックスファースト(スマホで見やすく表示されないサイトは検索エンジンで評価しませんというグーグルの方針)、常時SSL暗号化(セキュリティ上必須になった設定)、コアウェブバイタル(ユーザビリティの高いサイトを評価するサイト構造の評価基準)などデジタル世界の進化は止まりません。

聞きなれない言葉かもしれませんが、簡潔に言うと「構造の古い・時代に適応していないホームページはネットの世界から退場してください」という状況です。「古くてもまだ見られるからいい」では済まなくなり、間もなく見ることもできなくなってしまいます。

従来WEBサイトは「コスト」として利益を生まない経費という処理であったかもしれません。その後「投資」として投下資本利益率を求める広告宣伝費になり、いまは広報としてリスクコントロールしなくてはいけない必須な「インフラ」としての意識をお持ちいただくことが大切だと考えます。

待ったなしの状況

医療サイト
リニューアルのまとめ

ご多忙な先生方に、ご自身で目的を整理し、その理由に優先順位をつけ、阻害要因を取り除き、目的にかなうデザインへの希望まで考えていただくのは大変難しいのではないかと思います。

何となくのイメージで先生が「ファーストビューは受付の写真でいいよ」と言われれば、そうなってしまうのはおそらく制作者が先生方に意味を求めないからです。

ファーロは可能な限りすべてに意味を求めその意味を先生と共有しようと考えております。

そのためご面談と打ち合わせが大切な工程になりzoomだけでの受注は行えず、全国どこでも必ず直接のご面談をお願いしております。